所感挨拶及び遅れのお詫び
さて、今大会も無事に終わった事ですし、恒例かつ本当に需要が有るのかまるで分らない主催の独断と偏見による大会の振り返りや、今大会のルールについてちょくちょく触れていこうと思います。もし興味が有れば少しだけ覗いていってくだされば幸い。
「面白いTVないな~」「ちょっとだけ暇だな~」「年末帰省してやることないな~」という方々、本当に暇なら是非見ていってください。
※本当はリザルトのみ公開だけで終わらせるつもりでしたが、なんやかんやでやる事になりました。その為、あり得ないくらい公開が遅れた事大変お詫び申し上げます。
だからと言って次回(あれば)のルールは容赦したりしませんが。
EXPERT部門
1st STAGE
参加者及び課題曲
ブロックA
この課題曲に敢えて自ら飛び込んでくる変態達もとい勇者達による戦い。
ざっくりとした所感としては『やっぱりみんな苦労するよね~』といった所。特に旧筐体側プレイヤーからすればタダでさえ大変な判定伺いに加えて調整が必要という事も有り。納得できるスコアを残せたプレイヤーは余り居なかったかも知れない?
課題曲:ACE FOR ACES(激)
選曲コンセプトは
【当日の対応力と運を問う譜面】
難易度によってギミックが異なるという前代未聞の構成。その為かどうかは分からないが、まあ判定に難が有る。特に開幕の4ノーツは必見。更にEXPERT譜面は、本当にテストプレイしたのか本気で怪しいリズムが全体に散りばめられており、大会で一発勝負するには実力を出し切りスコアに反映するには非常にシビアな課題曲。GREATのダメージが大きい今大会。果たしてどれだけスコアを維持出来るか?
ブロックB
大会登録参加人数最多の本ブロック。
実力的に勝負出来ると踏んだ人も居れば『ここ以外だと出るのは厳しい』と考えた人も居たり。恐らく今大会で最も基本に忠実な勝負が展開されたであろう試合。音楽ゲームに『攻守』の概念を無理やり当てはめるなら間違いなく『守』の展開。参加者たちの命運は果たして?
課題曲:Come to Life(激)
選曲コンセプトは
【根本的かつ最低限の実力を問う譜面】
曲が良い。繰り返す、曲が良い。大事なことは何回も言っておくに越したことはない。
ジャケットの人を良く見ると【今でしょしてる林修】に若干見えない事もないが多分気のせい。適度な左右への振り、若干の交互難に対する理解力と対応力、乱打数等を見てもDP高難易度譜面への適性を見るにはうってつけの構成で、単にスコア残す事を考えれば正直ブロックAよりもこちらの方が楽といえる譜面。
それ故に、大会当日は些細なミスが少しも許されない純粋な実力が問われる。
ブロックC
ちゃんと参加者情報を追ってた人たちはこのブロックの恐ろしさに事前に気付いていたでしょう。なんか全国1位スコアでよく見る人達がこのブロックに集結。事前提出ニュートリノの自己ベストPFC済みがなんと3人もエントリー。PFCしているのに自己ベスト順位3位だったKITUNE選手もこれにはびっくり。課題曲も相まって只ではすまなさそうなこのブロック、どんな試合が展開されるか?
課題曲:Monkey Business(鬼)
選曲コンセプトは
【BPM変化伴う癖譜面への適性を問う】
DDRでバナナと言えばこの曲のジャケットかUN〇LIM氏の実質二択。
停止・原則・低速がバランスよく実装され、且つ低速部の密度やDP特有の配置などを加味すると練習不足の人間は論外、解釈浅い状態でもダメ、準備万端でもミスりやすいといういやらしい譜面。
また通常スコアで競われる本大会において中央跨ぎ配置で誘発されやすいミスの多さ的に、一発勝負で実力者同士を競わせるにはちょうどいい難易度。
結果的には1st stageの中で『基準となるBPMが最も遅い』事となった本ブロック。
唯一投票で裏課題の登場となった本譜面はどんな結果をもたらすことやら?
ブロックD
主催が展開する大会において恒例となりつつある「やべえ連中」を収監するためのブロック。
まあ今回も目論見通りそんな方々が無事集まった一方、西側のDP高難易度プレイヤーが集結。西日本で大会を開催した甲斐が少し感じられる嬉しいメンバー。但し立ちふさがるのは歴戦の猛者2TOP。彼らの運命は、もはや実力以上に組み合わせに左右されること間違いなし。
課題曲:Evans(激)
選曲コンセプトは
【DP超高難易度譜面への適性と当日の体調検査】
1st stageの中で『明らかに1ブロックだけ設定難易度がイカレている』と物議を呼んだ課題曲。まあ前回がTohoku evolved(激)だった事を考えれば、もうこれ位しか後継者がいないので仕方なし(?)
実際以降の全てのステージを見ても部門中最難関となっており大会最初からクライマックス。交互に攻めようとすればまあまあ遠い配置や左右への振りが頻発する為に、所謂『足の持久力』ではなく『足を動かすために必要な心肺機能』により多くの負荷がかかるタイプのレベル17。
足を組み替えれば意外と対応出来る配置も多く、いろんな意味で練習量が問われる譜面。そして道中は超地力譜面なのに最後の最後でぶっ放し配置をかましてくる為、大会で一発勝負となると厄介極まりない。最高スコアよりアベレージが重要な今大会屈指の初戦課題曲。
▼1st STAGE Aブロック
旧筐体
TOMOKI vs METAMON
NONANE vs SILVET
金筐体
ALIAM vs MT-P.A
HANEKW vs SYURUTU
TOMOKI vs METAMON
TOMOKI選手:パッと見た限りではあまり大きなミス自体はなかったものの、要所要所でグレートがぽろぽろ。そして最後の連続停止地帯であまりにも痛いグレート量産で一気にスコアを落として978,220。まさかこのスコアがあんな事態を巻き起こすとは。
METAMON選手:要所でグレートが出つつも、全体的にきれいな流れでフルコンボペースを維持。終盤逆足で一度ミスが出たものの。自己ベストペースをほぼ崩さずに完走。終了時のスコアは978,230。
判定比率が全く異なるのにまさかの通常スコア10点差。これには集計係も三度見。まさにハナの差でMETAMON選手の勝利。初戦敗退となってしまったTOMOKI選手は、約束通り後日主催から猛特訓を課されることになりました。
ALIAM vs MT-P.A
ALIAM選手:開幕でまとめてグレートを叩いたものの、以降はほぼ完ぺきな内容。道中のリズム難でも最小限のロスに抑えて終わってみれば993kGFCと結果的にはブロックA最高スコア。
MT-P.A選手:開幕からややプレイスコアに伸び悩み、前半の加速~減速にかけてグレート以下が多発。それ以降は持ち直したものの、前半の負債がそのままスコアにのしかかり980K。先攻プレイヤーからのプレッシャーもあったか、思うようにプレイできなかった可能性。
多少DPブランクはあったにせよ、貫禄のALIAM選手勝利。大会キャリアの差も出たかもしれない。MT-P.A選手は、プロと戦った経験を今後に生かしていただければ。
NONANE vs SILVET
NONANE選手:大会前から課題曲に対し超辛辣な態度だった(分かる)NONANE選手ですが、ちゃんと練習はしてきた模様。旧筐体でのプレイ故の不慣れな判定に相当苦しみグレートを結構な数吐き出してしまったものの974kGFCとミスだけは絶対にしない鋼の意思で完走。
SILVET選手:名前で感づいた人もいるかもしれませんが、SIL〇〇〇〇の〇〇〇VET氏本人です。一応[VELVETの父親の弟の友達の息子]という設定。何とか初戦突破と意気込んでいましたが、スタッフも兼任していただいた負担+あまり練習に時間割けなかった(理由は上述)為に中々納得したスコアを伸ばすことができずに960kで終了。
お互い苦しんだであろう中でNONANE選手に軍配が上がりました。戦後にSILVET選手との会話にて「先攻ノンバーでメチャクチャ上手ワロタ(要約)」という最大級の賛辞、プロお墨付きを得ました。
HANEKW vs SYURUTU
HANEKW選手:大会に備えた練習を積んできたようで、開幕一番安定したスタートをしてたように見えました。1回目の低速の例のアレでグレートがまとめて出たものの、以降は安定した足運びで完走。992KGFCと先攻プレイヤーとしてはかなり高水準のスコアで相手を待つことに。
SYURUTU選手:立ち上がりからやや不安定な判定に相当苦しめられたか、思うようにプレイできてなかった印象。謎の判定に最後まで苦しみ、スコアも伸び悩み958kで終了。慣れない筐体でプレイする難しさも出たかもしれないが、そこは全員が乗り越えなきゃならない壁。
練習の甲斐が実り、前回大会KIDC2022の雪辱を晴らしHANEKW選手が初戦突破。
勝因を挙げるならば、いろいろあるとは思いますが一番は「サドプラを使わなかった事」に尽きると思います(今年まではイジリます)。SYURUTU選手は今度は是非初戦突破を狙ってほしいところ。
▼1st STAGE Bブロック
旧筐体
DINOS vs OPEYU
MELO vs NYO-HEE
金筐体
SLAIM vs 19AAA714
P-ZERO vs HISA
DINOS vs OPEYU
DINOS選手:開幕で早々にグレート出すものの、全体的に安定感のあるプレイを見せていく。明確なミスが致命傷になる課題で、旧筐体のリスク有る中でまったく危なげのないプレイで最後まで完走。終わってみれば995kと先攻プレッシャーとしては十分すぎる結果。
OPEYU選手:大会登録スコアを自己ベスト995kまで伸ばしてきたやる気満々のOPEYU選手。しかし大会独特の緊張感や慣れない旧筐体との相性に相当苦しんだのか、出だしからかなり苦戦した模様。何でもない4分でMISSが出る等、明らかに普段の実力を出し切れない様子でスコアは930k。
結果だけ見ればDINOS選手の圧勝。しかしながら大会に向けて必死で研鑽を積んできたOPEYU選手には是非今後期待していきたいところ。
SLAIM vs 19AAA714
SLAIM選手:全体を通して高水準なプレイで特に大きな問題もなく、着実に993kFCでプレイを終了。ロスの原因の9割が中盤の地団駄でのグレート量産以外なく、普通ならば十分なスコアのはず──そうこれが「普通のレベル」の大会なら。
19AAA714選手:めんどくさいから「ぼへ選手」で今後通します。自己べ996kに対して先攻993kは相当プレッシャーだったでしょう。要所でスライドを駆使しつつ、序盤こそグレート少し先攻したものの、練習の成果が見られる安定したスライド。地団駄もすべてパーフェクト以上で通し、完走スコアは995kGFCで見事に相手を躱す。
X(旧twitter)でも大会前から並々ならぬ気合を見せていたぼへ選手、勝ちに来た選曲ブロックで見事1回戦突破。敗れたSLAIM選手も素晴らしいプレイでしたが、これは相手が悪かったと思うしかない。
MELO vs NYO-HEE
MELO選手:恐らく旧筐体故か、最初の縦連で比較的多くのグレートを出し、低速前でMISSが出て少々マイナスが目立つ。。。が、それで逆に吹っ切れたのかそれ以降はほぼPFCベースでスコアを積み重ねていき、いざ完走し終わったら994kと先攻プレイヤーとして十分にプレッシャーを後攻プレイヤーに残す。
NYO-HEE選手:謎のインド人の生みの親?がDP大会に殴り込み。ようこそ異世界へ。動き自体にそこまで狂いはなかったように見えましたが、旧筐体に相当苦しんだのか16分絡みの乱打でグレートの量が一気に増える傾向。あとはやはり「いきなりDP16をやる」ということにあまり慣れていないのか、終盤での失速が非常にもったいないという印象。何とか959kでスコアをまとめるものの、プレイ後はかなり辛そう。
実力を当日うまく出し切ったMELO選手の勝利。NYO-HEE選手、次回があれば是非筐体差を乗りこなしての奮戦を見てみたいところ。
P-ZERO vs HISA
P-ZERO選手:開始から慣れた感じでプレイしていきますが、「この譜面でスコア詰めようとするとここで苦しむよね」というポイントが見事にぶっ刺さっていく(逆足、三連符ひねり、中央跨ぎ乱打等)。自己ベストと大きく違わぬものの、972kで後攻プレイヤーの結果を待つことに。
HISA選手:本番でバラしたように、明らかにDDR向きではないコンディションながら出場してくれたHISA選手。果たして本番のコンディションはどうだったのか。大会に向けてスコア詰めしてきた事もあり、足運びには一切迷いはないものの、やはり足が交差する配置で少々ロスが目立つ。代わりと言っては何ですが、SP力活きる配置では一切のミスをせずに983kで終了。
一種の組み合わせの妙(両名ともSLAIM選手よりスコアが下)とはいえ、HISA選手の勝利。予選ではなくいきなり対戦形式の本大会の怖さが如実に出た試合でした。
▼1st STAGE Cブロック
旧筐体
TAKETAN.
RED408
※ブロック欠員のため不戦勝
コンディション確保のため
プレーは行うルール
金筐体
COLCA vs AYATSUME
HADES vs KITUNE
TAKETAN選手:当日欠員が発生したため、2回戦への進出は決まっているものの「隣のCOLCAに勝つ」の意気込みで挑戦。旧筐体慣れしている利点をフル活用し、低速入るまでも入ってからも、全く危なげないプレイで終盤へ。スコアは・・・・・・993,800GFC。試合形式が違うから参考記録レベルですが、COLCA選手と直接対決だとしたら超僅差での敗北。プレイ後は相当悔しそうでした。
実質消化試合とはいえちゃんと全力で戦ったTAKETAN.選手、お見事でした。
COLCA vs AYATSUME
COLCA選手:この難易度帯を主戦場とする屈指の全国区プレイヤーが満を持しての登場。前半は完璧。原則地帯の渡り難所も最低限のロスで抑えて駆け抜ける。最後の最後まで大きく崩れることもなく993,910GFCで駆け抜ける。ただしプレイ後の本人は相当不満そう、意識たけぇ~・・・
AYATSUME選手:当日欠員が発生しすぎた為、観戦気分で来てた当該選手に誠心誠意出場を依頼。右手で胸ぐらつかんで左手のナニカで銃口をコメカミに突きつけたら喜んで出場を快諾してくれました。まあそんなコンデションで挑んでるわけですから、本来の実力を発揮できることは当然困難であり、終始相当苦しんで完走。それでも961kは十分なスコア。
終わってみればCOLCA選手圧勝です、スコアもさすが。AYATSUME選手は是非正規参加でのリベンジお待ちしています。
RED408選手:初代大会から皆勤賞のRED408選手。今回こそはと意気込んでの登場。が、なんとこちらも欠員により不戦勝。果たして勝ちとカウントしていいか否かは難しいところ。やはり低速。この譜面は低速ができるか否かですべてが決まるが、道中の順調さと比較しても低速地帯で相当なロスをしてしまう(自己ベスト比較で-10k)。何とかMISSだけは最小限に抑えたものの960kと自己ベストをかなり下回る状態で終了。
プレイ内容は不本意だったかもしれませんが、この場に立った以上勝ちは勝ち。胸張って2回戦へ行ってもらいましょう。
HADES vs KITUNE
HADES選手:冥 王 降 臨 。DP大会の場に恐らく初の登場。さあどこまで暴れるか。大会当日時点で全国一位記録を所有しているだけあり、危なげなんて一切なし。道中のグレートに関しても、必要経費と言わんばかりにさっそうと駆け抜ける。まさかこの譜面を大会一発勝負で997kGFCでまとめ上げてくるとはさすがの一言。後攻側のプレッシャーがたまったもんじゃない。
KITUNE選手:冥王に相対する永遠?のライバル?登場。まさか初戦でぶつかるとはね。はっきり言いますが、メチャクチャ上手いんです。普通にいいプレイだし、並の相手だったら問題なく勝てる内容、勝てるスコアで綺麗に駆け抜けたんです。一発で994kはすごいことなんです。但し相手が悪すぎた。ブロック全体2位のスコアなのにまさかの敗北。
結構いい勝負でHADES選手の勝利。KITUNE選手曰く『潰すなら1回戦が最もチャンスがあった』と戦略的な組み合わせ決定でしたが実らず、だがその心意気は素晴らしい。ところでHADES選手、相手のプレイ終了前に勝利確信して小躍りとかしちゃ駄目ですよ?バチが当たりますよ?(フラグ)
▼1st STAGE Dブロック
旧筐体
TOPI_TOP1 vs MONJI
YUDAI
(ブロック欠員のため不戦勝)
金筐体
AKUDO vs THE-BLUE
RISRON vs TAKASKE-
TOPI_TOP1 vs MONJI
TOPI_TOP1選手:「大会手伝いに来て~」と念のためキャンセル枠で登録してもらった当該選手。まさかその手伝いが「欠員による本選参加」だとは本人もさぞやびっくりしたでしょう。とはいえ参戦の可能性伝えていただけあり、序盤から自己ベストと遜色ないプレイを発揮。何より他の大多数のプレイヤーが苦労したであろう旧筐体へのチューニングが恐らくほぼ完ぺき。元々高いポテンシャル、自己ベストを持つこともあり本番一発勝負に関わらず978kと高水準なスコアで完走。
MONJI選手:前回大会惜しくも体調不良で参加を見送った悲劇のヒーロー兼代理人[M0NJ1]を生み出し前回大会を茶番にした張本人。実力自体に疑いの余地はなく、普段から旧筐体で踏んでることもあり好条件はそろっているように見えますが、肝心の「足温まってない状態からいきなり高難易度」という悪条件がそれらをぶっ壊す。序盤こそ好調なものの、中盤以降難化するにつれて徐々に足の動きが悪くなり最終盤の難所も必死に食らいつくものの936kで終了。
TOPI_TOP1選手が貫禄と実力を見せつけての勝利。MONJI選手、これを機にもう一度体力鍛えて地元で再覚醒を目指してほしい。
AKUDO vs THE-BLUE
AKUDO選手:こういったスコア大会ではあまりお目にかかれない小柄なパワーファイター。しかしながら、Evansの16分交じりの少々跳ね気味のリズム判定に相当苦戦した模様。開幕から中盤難所まで自己べ比較でかなりのロスをしてしまう。いわゆる一発勝負の魔力というべきか、終盤に至るまでにも思ったようなプレイができていない模様。924kと自己ベストから大きく下回る不本意なスコアで終了。本人も相当悔しそう。
THE-BLUE選手:大阪DP界の元気印がついに大会に登場。どんな光景をもたらしてくれるか。道中16分で少々グレートを出しつつも中盤の最難所の一つを難なく突破、その後もこの譜面相手に大きなミスもなくラストの人心放棄配置へ突入。やはりこの配置で相当ロスをしたものの道中の貯金が生き977k。
細かいミスの有無で結果的に大差の勝利となったTHE-BLUE選手。あまりの悔しさかAKUDO選手、「しばらく1クレ目にEvansやる!」と言っていましたが、お体はお大事に。
RISRON vs TAKASKE-
RISRON選手:兵庫屈指のパワー系DPer。おそらくDP大会初参加となるわけですが、まさか初戦の相手が・・・・・・踏み方を見る限り、要所でスライド・足の組み換えを取り入れて自分流のルートはしっかり構築している模様。大きなミスらしいミス、ロスらしいロスは見当たらず、勝負は最後のアレ。が、最後の人心放棄配置でかなり大きいロスが生じてしまう。それでも971kで走り切ったのは実にお見事。
TAKASKE-選手:何とか仕事の都合がつき無事参戦と相成った、過去から現在まで最上位に君臨し続ける生きる伝説の一人。何をどう見ても得意譜面なわけですが、戦前の予想通り終盤開始までミスらしいミスが何一つ見当たらないほぼ完ぺきなプレイ。最後のラッシュ周辺で何度かグレートを出すもののあわやGFCという内容で982Kで完走。ただ、プレイ後に膝を押さえる光景もあったことから、彼をしてもこの譜面はやはり相当きつい部類の模様。課題選択に問題があったとしか思えない。
圧倒的実力で勝利をもぎ取ったTAKASKE-選手ですが、この譜面で971kをもぎ取ったRISRON選手もお見事。今後の成長が実に楽しみです。
THE-BLUE選手とともに西側のレベル底上げを競い合ってほしい。
YUDAI:なんか書くことある?書いた方がいい?不戦勝だけど?あっそう、じゃあ念のため書いときます。BOOSTつかってるねぇ~、難所もコンボつながってるねぇ~、旧筐体なのにちゃんと合わせてるねぇ~。君DDRうまいねぇ~。982Kすごいねぇ~。
・・・・・・無礼の限りを尽くした感想文失礼いたしました。
今回の不戦勝に関しては他のプレイヤーの選択の結果なので本人に一切の落ち度はないわけですが、やはり共催側が不戦勝ってどうなんよ?という感想。
手入力の限界及び助っ人登場の巻
ここまで所感を走らせてきて、ふと疑問に思う。
『所感っていうか只の感想文みたいな事の殴り書きを残りの試合すべてに対して書くのか??』
時間もかかるし、その割には若干薄めの内容になるし、何より本当に年内に終わるかどうか怪しい。
『・・・・・・只の感想文ならいっそ音声録音してデータを取ってしまうか??』
中々良い方法だと思うものの、ここで新たに一つ問題が浮上。
【流石に一人でやるのは別の意味でキツい】
よくよく想像してみて欲しい、いい歳したおっさんが試合動画を振り返りながら一人でボソボソ感想を言ってるのを録音する光景を。まあまあキツいでしょ????
何とか感想トーク相手を検討するものの、下記の条件を満たす必要が有る。
①DP高難易度譜面について最低限の見識を述べることが出来る(大多数がこの条件で弾かれる)
②DP高難易度でスコアを競うという事に対して一定の理解が有る(さらに該当者範囲が狭まる)
③フラットに述べる為に出来れば今大会未関与者(さらに更に該当者範囲が狭まる)
④過剰なリアクションやネタに走らない(M〇〇-G.56氏が弾かれる)
いや~、そんな都合よく条件を満たす人なんて。。。
ひとり心当たりが有る。しかも割とよく知っている人。何なら【今大会以外】はすごくお世話になっている。
大仕事を依頼すべく、主催は千葉県某所へ向かう事に。